ソラの藍畑で一番刈とハデ掛け

 7月28日、つるぎ町貞光の家賀集落(忌部集落)の再生の目玉、ソラの藍(忌部藍)栽培に向けた古城家が所有する約2反の畑地で、一番藍の刈取作業が行われた。藍栽培は、傾斜面に合わせヒトリビキで畝を作る等高線農業、及び世界農業遺産に認定されたカヤを施用する伝統農業で行われた。一切、化学肥料や農薬は投入していない。完全有機自然循環農業となる。刈り取られた藍は、剣山系伝統のハデで干された。


一般常識を打ち破る天空の藍栽培は大成功。


立派に育ったソラの藍。


伝統のカヤ敷き農業の継承。


剣山系の伝統の常設ハデで藍干し。


ハデは、傾斜面の上昇気流、結晶片岩の遠赤外線効果で、良く乾く。


上昇気流と特有の霧が藍や他の農作物を育てる。水を撒くことは全く行わない。