第二回・つるぎ学講座の開講ついて

 ●美馬郡つるぎ町を中心とする世界に誇る「にし阿波」の歴史・文化・世界

 農業遺産を学習し、地域づくりや新産業の創出に役立てましょう。また、参

 加者の交流により、地域創生に向けたネットワークを構築しましょう。最新

 情報を交え講座を行います。

 ●日時-8月24日(土)15:00~17:00

 ●場所-「ゆうゆう館」会議室(つるぎ町貞光)

 ●主催-剣山系未来づくり実行委員会 

 ●受講費 500円(資料代)

 ●問い合わせ 枋谷 ☎090-5144-4896

        横野 ☎0883-62-2928

 ●講師 林 博章(環境人類学博士Ph.D)

 ●講師プロフィール 2022年にIOUF(アメリカ)及びアステカ大学(メキシ

   コ)より二重博士号(環境人類学・環境学)を取得。2021年より徳島大

   学非常勤講師。2023年に徳島大学から教養教育賞を受賞。古代史研究家

   ・徳島県地域創生プランナー・忌部文化研究会会長。2011年に鳴門海峡

   と渦潮の世界遺産化、2012年に徳島剣山系の世界農業遺産化を提言。学

   際的視座から忌部や日本古代史、持続可能な社会に関する研究を進めて

   いる。

 ●内容「知ってほしい。にし阿波の世界農業遺産の概要」

   「にし阿波」の伝統農業(忌部農業)は、「にし阿波の傾斜地農耕シス

   テム」として、2018年に国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定

   された。その農文化の歴史は焼畑農耕時代以来、約3000年に及ぶと推定

   される。その農文化の概要と世界的意義、そして世界に発信すべき魅力

   について語る。半田・貞光・一宇をはじめ、にし阿波のソラ世界(天空

   の傾斜地集落)を紹介します。また、8月7日(水)~9日(金)に岐阜市

   で開催される東アジア世界農業遺産学会で発表する資料を配布するとと

   もに、学会参加報告をします。この貴重な機会をお見逃しなく。ふるっ

   てご参加ください。